士業・起業家が口コミ・紹介で仕事を増やすために大切なこと。
先日は「紹介者への報告」に着目しましたが、今回は「専門性」というキーワードに着目し、「士業・起業家が口コミ・紹介で仕事を増やすために大切なこと」について考えてみたいと思います。
開業してまもない士業・起業家が口コミ・紹介で仕事を増やすためには、「専門性を打ち出す」ということが重要になるかと思います。
といいますのも、私がこれまで仕事をお願いした方またはクライアントをご紹介させていただいた事業者さんの顔を思い浮かべてみると、皆さん、高い専門性をコンセプトに業務を行っている方ばかりです。
小規模賃貸オフィス専門の不動産屋さん、助成金専門の社労士さん、創業融資に詳しい税理士さん、高機能ワードプレスサイト制作のWEB制作会社さん等々・・
高い専門性を掲げ業務を行っている方に仕事を頼みやすいのはなぜか。
自分の大切なクライアントを他業種の方へご紹介させていただく際のことを考えてみます。
この様な場合、できる限りその分野に精通した専門家を紹介してあげたいと思うのが必然でしょう。
それは、
・クライアントの期待に応えられる、満足していただける専門家を紹介したい
・実績や経験が豊富な専門家を紹介することでクライアントを安心させたい
・適切な専門家を紹介することで自分自身がクライアントからさらなる信頼を得たい
という気持ちからだと思います。
同じ資格・同じ業務で仕事をしていても専門性の違いによって結果に大きな差がでるということが実際にありえますからね。
例えば、相続税の申告業務は税理士さんによって納税額に数百万円~数千万円の納税額の違いが出ることがあるとも聞きます。
ここまで、仕事を依頼する・紹介する側の立場から、「専門性」ということを考えてきましたが、裏を返せば、同業者と比べて高い専門性を持った士業・起業家は紹介を受けやすいということです。
それでは、専門性を高めていくためにはどうすれば良いのか。
こちらはまた別の記事で考えてみたいと思います。