助成金専門の社労士さん、相続税専門の税理士さん、事業再生専門の弁護士さん、渉外登記専門の司法書士等、私が親しくさせていただいている士業の先生の中には、専門特化のスタイルでご自身の事業を軌道に乗せている先生がたくさんいらっしゃいます。
そういった方達とこれまで沢山お話しをさせていただき、気付きました。
特化している業務内容は違えど、専門特化を掲げて成功している士業には共通点があることに。
それは「同業者から(正規の料金で)仕事の紹介がある」ということです。
これって凄いことだと思います。
元々、士業というのはある分野のエキスパートですが、そのエキスパートの手に負えない案件を任せられる「スペシャリスト」ということですから。
「士業は専門特化すべき」とよく言われますので、専門性を掲げる方が多いのですが、同業者から仕事の紹介があるというのは「本当の意味での専門性」を測る一つの目安になると思っています。
その先生しかできない仕事というのはやはり憧れますし、最終的に私の目標とするところでもあります。
独立以前、私は司法書士としての専門性を身につけたいと思い、会社法務・商業登記専門の事務所で3年間、相続専門の事務所で1年3ヶ月、修行を積んできましたが、独立した現在、本当の意味での専門性を身につけるために、何をすべきか。
熟考していきたいと思います。