起業家インタビュー 株式会社ワールドクラフト 大和田 博道 様

大和田さん

大和田 博道 Hiromichi Owada
1973年生まれ 42歳 香川県出身
株式会社ワールドクラフト 代表取締役。東京農工大学を卒業、電気通信大学大学院で修士号を取得してサンマイクロシステムズに入社、6年ほどSEとして勤務後、独立を志して創業。現在に至る。

ITの業務経験が20年以上あるベテラン社員がほとんど!

インタビュアー北村祐人(以下、「北」):御社で現在、特に力を入れられている事業や強みについて教えてください。

大和田博道さん(以下、「大」):当社は創業10期目になりますが、私個人としてはそれ以前からIT関連の個人事業をやっておりましたし、元々、コンピューターメーカーにいたこともあって、システムに強く、20年以上の業務経験を活かし、幅広くお客様のお手伝いができるということに強みがあります。
また当社の社員もITの業務経験が20年以上ある社員がほとんどです。
現在、最も力を入れているサービスは、「ITアシスタントサービス」になります。ITアシスタントサービスは顧問契約という形で、IT担当者のいない会社様又はIT担当なんだけれどもITに苦手意識のある総務の方等をサポートさせていただくというサービスです。
レンタルサーバーの保守等もITアシスタントサービスの一環として対応しています。

大企業に就職したいという思いもあった!?

北:創業のきっかけや経緯を教えていただけますでしょうか。大和田さん②
大:元々、大学院にいる頃から漠然とした独立願望はありましたが、その一方で「大企業に就職したい」という思いもありました。
当時、興味を持っていた「リナックス」の基となった「ソラリス」というOSを作っていた外資系のサンマイクロシステムズ社を知って、その会社に就職活動をしたところ内定をいただきました。
英語が得意だったこともあり、キャリアにもなると思ってこの会社へ就職することにしました。
サンマイクロシステムズは凄く居心地の良い会社だったのですが、入社して5年くらいすると、身の回りでも独立する人が出てきました。
そんな人達を見ながら、自分も会社に勤務しながら「大和田屋」という個人事業を立ち上げました。
いつか独立したいという気持ちはもっていたのですがエンジニアということもあって中々きっかけがつかめませんでした。
そんな折にある友人から会社の創業メンバーとして誘いを受け、サンマイクロシステムズを退社。
独立する意思があることを伝えつつ、友人の立ち上げた会社で2年ほど勤務した後、転機がおとずれます。
アメリカの「パーマビット」という企業がITの経験があって技術・知識のある人間を日本で探しているという話を聞き、これに応募することに決めたんです。
元々、同じ年にサイドビジネスのための法人を仲間と立ち上げていて、この法人(現在の株式会社ワールドクラフト)で、パーマビットの業務を受託することとなりました。

創業当時の不安はなかった!?

北:創業する際、どの様なことに不安を感じていましたか。

大:私の場合、お客様がいらっしゃっての独立でしたので、不安よりも「こんなことをやってみたいな」という気持ちの方が大きかったんです。ですので、創業当時、不安はあまりありませんでした。

北:創業前と創業後で変化したことはありますか。

大:創業は元々、自分の頭の中にあった流れなので、それほど大きな変化はなかったかもしれません。ただ、早起きになりましたね。最初の3年くらいは朝、ジョギングをしていました。
独立以前は会社の福利厚生が凄く良かったんですが、それもなくなってしまいましたし、健康面の意識が高くなりました。
限られた24時間を有効に使いたいという意味で早起きをしていたということもあります。

社員の笑顔が何よりも嬉しい!

北:創業して良かったと思う瞬間はどんな時でしょうか。

大:社員が喜んでいるときですかね。
「お客さんを喜ばせる」というのは会社員時代でもできたのですが、社長として「自分が創った会社」の仲間達が喜ぶ姿を見られる、社員の笑顔を見られるというのは独立したからこそ味わえるものだと思っています。
独立して数年、1人で会社をやっていたときは「お客さんの喜び」が何よりの喜びでしたが、段々と変わっていって、今は、社員の喜びが一番、大きいですかね。

「これならいいでしょ」という環境で仕事ができる人をたくさん増やしたい!

北:今後の夢や目標をお聞かせください。

大:会社をもっと大きくしたい、社員をもっと増やしていきたいという気持ちがあります。
「より多くの人と楽しく仕事がしたい」と思っています。
私の中では「楽しく仕事をする」というイメージが、日本の会社にありませんでした。
アメリカでの留学経験、外資系企業で様々な国籍の社員と係った中で、日本人の場合、社会人になってからの楽しみがどこか少ない様に感じていました。
仕事が楽しくない=人生の半分以上の時間が楽しくないということになってしまいますし、女性の社会進出が増えていく中で仕事が楽しくなかったら・・・これは今後、色々と成立しないのではないかと。
なので、「これならいいでしょ」という環境で仕事ができる人をたくさん増やしたいんです。

北:今後の会社のさらなるご発展、大和田社長のご活躍を楽しみにしております。本日はお忙しいところありがとうございました。

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